TSKaigi 2024 に参加した
TSKaigi 2024 に参加した
TSKaigi 2024 に参加したので、見たセッションの感想を記しておく。
Keynote: What's New in TypeScript
https://tskaigi.org/talks/drosenwasser
- 意地でも日本語字幕を見ないでダニエルさんの話す英語を聴いていたのだが、ほとんど理解できなかった。
- 来年までには理解できるようにしたい
フロントエンドもバックエンドもインフラも… 全てをTypeScriptで統一したらこうなった!
https://tskaigi.org/talks/kimi_koma1111
https://speakerdeck.com/kimitashoichi/11-dang-ri-suraido
- JSはオブジェクトの中身が動かしてみないとわからない
- 綱渡をしている気分
- TSは動かさなくてもわかる
- 石橋を叩いて渡っている気分
- Pulmiというツールを初めて知った
TypeScript 関数型バックエンド開発のリアル
https://tskaigi.org/talks/naoya_ito
https://speakerdeck.com/naoya/typescript-guan-shu-xing-sutairudebatukuendokai-fa-noriaru
- domain modeling made functional という本
- neverthrow というライブラリが良さそう
- Result型を提供してくれる
- 静的検査に寄せていくと「動かさないとわからないこと」が減る
- ユニオン型を使って不必要な状態を消す
TypeScript の抽象構文木を用いた、数百を超える API の大規模リファクタリング戦略
https://tskaigi.org/talks/yanaemon169
- Express から Nest.js への移行
- ChatGPTに変換スクリプトを書いてもらった
- 実際のプロンプトを公開してくれていたのがありがたい。
tRPCを実務に導入して分かった旨味と苦味
https://tskaigi.org/talks/misoton665
https://speakerdeck.com/misoton665/trpcwoshi-wu-nidao-ru-sitefen-katutazhi-wei-toku-wei
- 自分がtRPCについて全然理解していないことがわかった。
ハードウェアを動かすTypeScriptの世界
https://tskaigi.org/talks/9wick
https://speakerdeck.com/9wick/hadoueawodong-kasutypescriptnoshi-jie
- かなり未知の世界だった
- ハードウェアでTSを動かすことになったときにスライドを見返したい
TypeScriptとGraphQLで実現する型安全なAPI実装
https://tskaigi.org/talks/hokaccha
https://speakerdeck.com/hokaccha/tskaigi-2024
- any型のキャストは祈り
Prettierの未来を考える
https://tskaigi.org/talks/__sosukeSuzuki
https://zenn.dev/sosukesuzuki/articles/756e04848885bd
- Prettierは今まで高速化にほとんど力を入れてこなかった
- 速度改善の余地はかなりある
- ただ、どんなに改善したとしても、Rustで作られているBiomeに速度で勝つのは難しい
- Prettierの価値
- サポートしている言語の多さ
- 他ライブラリのパーサーを流用しているから
- サポートしている言語の多さ
良かったところ
- 登壇者が登壇後しばらくの間、休憩室に待機してくれて、参加者が自由に登壇者に質問できる「Ask The Speaker」というコーナーが良かった。
- 発表開始時間の5分前になっても個人スポンサー専用席が埋まっていなかったら、解放していたのが良かった。
- 機材トラブルでキーノートの開始が15分遅れたのにも関わらず、いつのまにかオンスケになっていた。
良くなかったところ
- 懇親会のとき、乾杯するまで長かった。
全体の印象
初開催だからだと思うが、お楽しみ企画などが少なく全体的にミニマムな構成だった。 ただ、人の入りや盛り上がりは多かったので、来年は相当盛り上げてきそう。オンライン含め参加者2400人らしい。
もっとReactやVueなどのフロントエンド系ライブラリ関連のトークがあると思ったが、TSにフォーカスしたトークが多かったのが印象的だった。